「王様のためのホログラム」
トム・ハンクス熱望!ベストセラー小説を映画化した「王様のためのホログラム」
映画のレビューにとっても共感を得てしまったのですが、そこに至った経緯をわたくしの映画レビューと共にご覧くださいませ。
感想日記
気楽な映画が観たくなり、これ面白そうだなと思った「王様のためのホログラム」
主演トムハンクス。
一発逆転をかける男がサウジアラビアの王様にホログラムを売りに行くお話。
出だしは軽快。
出張先の灼熱のサウジアラビア。
気のいい友人のユセフ。
いつも不在の王様。
「明日はいます」と毎日受付嬢。
Wi-Fiがとどかない?・・・・・
カルチャーギャップあるあるの、
アクシデント続きで何か起きそうなワクワク感。
気楽な映画が観たいわたしです。
お気楽に観ていました。
これは一体何の話なんだろう?と思うまでに随分時間がかかった気がします。
不思議ワールドに突入しても前フリくらいに思っていました。
相変わらずあらすじなどみてないわたし。
予備知識と言えば予告だけ。
とはいえ映画は増々なんの話だかわからなくなって行きます。
建設中のビルに連れていかれて、サスペンス?
それは違いました。
モスクも出てきて、宗教的ななんか?
それも違いました。
気楽なコメディーを観る筈が、まさにミステリーです。
ミステリーじゃないけどミステリーです。
監督は・・トム・ティクヴァ
「ラン・ローラ・ラン」の人だ。
あれ面白かった。
こうなればオチを待つしかありません。
主人公の気がかりは背中にできた大きなしこり。
で、取っちゃった。
それきっかけで、
これまで失っていたやる気もみなぎって。
恋にだって落ちちゃいます。
って、ホント、何の話?
頭の中は???でいっぱいです。
そしてラスト1分。
再就職も果たした男が言います。
「まだ時間はある」と。
ハッ!!
幕を閉じてはじめて気づきました。
人生をやり直した中年男性の話だったのです。
たしかに公式HPにも「流れに身を任せた時、大切なものが見えてきた。幸せは思わぬところに落ちている」ってあります。
なるほど、これが言いたかったんですね・・・って違う違う。そういうことではなくてぇ、とかなんとか思いながら、なんとなしに人様のレビューを拝見。すると、
「コラ!予告編!」
目に飛び込んできたレビューに思わず吹いてしまいました。
予告編は上手いことポップなところを抜粋してある。というか、この映画のポップなとこすべてと言っても過言ではありません。
その予告編に彼(もしくは彼女)がシャレとエッジの効いた一言。
お見事です。
後、おっぱいしか記憶にないという人も。
そうですよね。
あの流れだとそうなりますよね。
あるあるだと思います。
そう。この映画、ツッコミどころ満載なんです。
結局、レビューに楽しませて貰った夜でした。
主なキャスト
トムハンクス「フォレスト・ガンプ/一期一会」「プライベート・ライアン」など
サリタ・チョウドリー「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」
シセ・バベット・クヌッセン「インフェルノ」