「第3の愛」
「私の頭の中の消しゴム」イ・ジャハン監督作品。大ベストセラー小説を映画化したラブストーリー
あらすじ
財閥の御曹司リン・チージョン(ソン・スンホン) は、飛行機の中で号泣するゾウ・ユー(リウ・イーフェイ) と出会いどこか彼女が気になっていた。その後、あることでゾウ・ユーと再会し、更に偶然が重なり三度目の再会。間もなく、二人は恋に落ちる。しかし二人の間には多くの困難があった。
感想
主演の2人が本作での共演を通じて実生活でも恋人関係に発展したことが話題となった「第3の愛」
第一印象は音楽を始め、とても美しく描かれているなと思いました。
物語としてはちょっと弱い印象を受けますが、情緒ある演出で余韻を残す終わり方が後を引きました。
中国映画ですが、監督は男女の心の機微をリアルに描写することで定評のあるイ・ジャハ。「私の頭の中の消しゴム」の監督です。
ヒロインのもうはじまっているのだけれど自制するところや、もうはじまっているからこそ拒みきれない葛藤の描写はさすがだなと思いました。
タイトルは「第3の愛」
映画はこんな言葉から始まります。
「この世には三種類の愛がある。
一つは童話の中の愛。甘美だけどしょせん物語だ。
そして現実的な愛。
退屈で面倒。泣く価値もない。
泣いたところで同情もされず嘲笑をあびるだけ」
映画は三つ目の愛を明かしません。
こういったところから始まり、音楽などによって詩的に描かれた作品は、メロドラマと一線を画していたように思います。
ただ好き好きがわかれる映画だと思います。
主なキャスト
ソン・スンホン「師任堂(サイムダン)、色の日記」
リウ・イーフェイ「ドラゴン・キングダム」「項羽と劉邦」
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