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【錐-キリ-】感想 ・あらすじ・主なキャスト

錐-キリ-

        錐 韓国ドラマOST (JTBC)

2003年に実際に韓国であったことを題材にした社会ドラマ

 あらすじ

外資系スーパーで働く管理職のイ・スイン(チ・ヒョヌ)。人員整理で部下の首を切るよう命じられたものの、不当な解雇に従えないスインはそれを断った。以来嫌がらせを受ける中、時を同じくして労働組合事務局の所長ク・ゴシンと出会い、スインは会社との闘いに踏み切った。

感想

 ドラマはフィクションドラマにみられるような痛快なシナリオはありませんでした。

むしろ関係する皆がひたすらに苦しく、疲弊だけが刻まれていきます。

あの手この手で揺さぶりをかける会社側。

先の見えない状況に精神を蝕まれる雇用者側。

上から圧力をかけられる中間管理職者たち。

モデルになった闘争は 512日間にも及んだそうですが(参考サイト)、

これはまだましなほうのようで、ドラマ中では足かけ5年も闘っている不当解雇者がいました。

中には不当解雇処分の闘いに勝ったのはいいけれど、復帰した職場で待ち受けていたのは、会社の裏に広がる荒れ野原でひたすら穴を掘りそれを埋める仕事、という方もいて。

どこまでがノンフィクションなのか解かりかねますが韓国ではとても反響が多かったようです。

主人公のスインは元軍人で、理不尽な出来事にあう度に軍隊にいた頃の記憶がよみがえり軍人時代の理不尽と重ねあわせていました。

振り返ればスインの人生にはいつも不条理な出来事がつきまとっていていたのですが、その性格から「自分はいつも誰かの障害だった」と自身を語ります。

そのスインを演じたのがチ・ヒョヌ。

心根の真っ直なスインの役にピッタリでした。

そして労働相談所の所長のゴシンは飄々とした感じのその裏で過去のトラウマを抱えているのですが、そのゴシンを演じたのがベテラン俳優のアン・ネサンさん。

後、主任ガンミン(ヒョヌ)やソジン(キム・ガウン)チョン・ミンチョル部長(キム・ヒウォン)もよかったな。

おばちゃんたちもよかった。

よかったっていうと変なんですが、問題があって様々な立場で葛藤が生じて各々にドラマがある。泣かせる系のドラマではないんですがつい泣かされました。 

主なキャスト

 チ・ヒョヌ「天下無敵イ・ピョンガン」

アン・ネサン「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」

ヒョヌ「月桂樹洋服店の紳士たち」

キム・ガウン「テバク」

イェソン(SUPER JUNIOR)「ボイス~112の奇跡~」

キム・ヒウォン「ミセン~未生~」