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邦画【後妻業の女】あらすじ・感想

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 「後妻業」・・

財産をせしめるために金持ち老人をたぶらかし、後妻に入る女の生業。

 あらすじ

罪悪感を感じず図太く生きる小夜子は結婚相談所所長の柏木と組み、金持ち老人を狙って、その遺産で生きていた。そしてまた何番目かの夫が死に莫大な財産を手にした小夜子。一方、父の預貯金が無くなっていたことを不審に思った娘・朋美が真相を暴くため、弁護士事務所に駆け込んだ。すると次々に小夜子の悪事が明るみになり、小夜子が本性を見せ始める。

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キャスト

大竹しのぶ

豊川悦司
尾野真千子
長谷川京子
水川あさみ
風間俊介
余貴美子
笑福亭鶴瓶
永瀬正敏
他、豪華キャスト

感想

気になっていた映画をやっと観ることができました。

 大竹しのぶさん演じる小夜子が次々と男を騙してゆきます。

そして 予測不能な展開にすっかり釘付け。

迎えたラスト。

オチとしては意外でした。

 しかし殺された夫は生前、小夜子によっていい余生を送ることができたと漏らしていました。

 皮肉なことに、それを言わせたのは子供達ではなく小夜子だったと思うと、ラストの朋子(尾野真千子)の言葉が響きます。

さらに鶴瓶演じる男が小夜子を殴った後に小夜子がみせた素顔。

あれがすべてだった気がします。

悲しみなくして犯罪はうまれない。

つまり正しさではなにも変えることができないのだと改めて感じさせられました。

それにしても大竹さん演じる小夜子はなぜか憎めないところがある。

ニュースでみる毒婦は往々にしてふてぶてしいけれど小夜子はふてぶてしい態度の中に子供っぽさが見え隠れしていて。

そしてラスト。

なぜかわたしは小夜子には図太く生きていて欲しいと思ってしまいました。

 

 

原作

小説「後妻業」(黒川博行著)

 

監督

監督・脚本、鶴橋康夫

調べてみると、
「おやじの背中『ウエディング・マッチ』」(14・文化庁芸術祭優秀賞)の監督さんでした。