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【ティッピ】 アフリカで育った少女の今(現在)

ティッピ          

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驚きに出会うためには、いつも美しいものをみるようにすればいい。目に見えるものも。見えないものも。

邪気のない笑顔。

空を貫くほどの笑い声。

動物と話ができる少女は、1990年6月4日、アフリカで生を受けた。

Tippi Degre(ティッピ ドゥグレ)

野生写真家(フランス人)の御両親の元、ティッピは10歳になるまでアフリカの大自然の中で育てられました。

動物と話ができるティッピ

「 わたしも裸にならなければ、動物たちは心を開かないわ」 

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「像の涙はしょっぱい。人間とおなじ」

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「わたしの夢のなかには、悪い夢が入り込む場所はない」

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「みんなは、カメレオンが身を隠すために色を変えると思っている。でも、それは違う。うれしかったり、怒っていたり、怖かったり、明るすぎたり、夜だったり、寒かったりするたびに色を変える」

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「動物が好きということは、動物を相手にけんかをしないということみたい。けんかをすることはあっても人間を相手にするけんかとは違う。うまく説明できないけれど、たぶん、動物は自分が持っているものだけで何とかしようとするけれど、人間はいつもそれ以外のものを欲しがるからだと思う」

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「ときどき私は言葉の世界から逃げ出したくなる」

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 「都会に戻って来たとたんに、いやなことが始まる。閉じ込められた不自由な感じがしてしまう」

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 「動物たちが攻撃的になるには理由がある。そこが人間と違う。人間はどうして自分が意地悪になるのかわからないときがある」

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「フランスに戻って来た時、スズメ、ハト、イヌ、ネコ、ウシ、ウマに話かけてみた。でもうまくいかない。なぜだかわからない」(ティッピの言葉より)

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写真集【ティッピ アフリカに育まれた少女】

 

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野生のティッピ

この著はティッピの両親がアフリカでの生活を綴ったもの。

本の中で両親はこう言います。

「動物たちはティッピを傷つけないよう常に気をつけていた」 

◆像のアブー

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最初にティッピがアブーに会ったのはまだおむつをつけていた頃。ティッピが迷いなくアブーに近づくとアブーは膝をおりティッピを迎えた。

 赤ん坊のティッピがアブーによじ登ろうとしても、アブーは抵抗しなかった。

アブーはサファリキャンプ内の野生象。人間に慣れている。とはいえ、

(もし、アブーが喜びのあまり距離を見誤ったらどうなるだろう?)

両親は固唾を飲んで見守った。しかし、アブーはティッピに危害を加えないどころか、彼女を守ってくれた。

ティッピがアブーの横で昼寝をするとき、アブーはティッピの頭の上を飛びまわるハエを追いはらってくれた。

 

ヒョウのJ&B

J&Bは赤ん坊の頃に牧場にやってきた。とはいえ、まったく飼いならされた牙の抜けた動物とはわけが違った。

ある日、事件が起こった。

狩りをしたくてたまらないJ&Bが子供を襲った。

今、J&Bは血を流す人の体というごちそうのことしか頭にない。J&Bはますます大きなうなり声を上げながら近づいてくる。その目はもうぎらぎらした細い割れ目でしかない。ティッピが私のそばに来た。レオンを片手に持っている。「パパ、この子はどうしたの?」「たいしたことないよ。岩で転んじゃったんだよ」私は初めてティッピに嘘をついた。ティッピがパニックにならないようにするためだ。驚いたようだったが、少しも動転しなかった。ティッピは何も言わずに私の脇を通り抜けた。断固とした足取りでJ&Bに近づき、レオンを持っていないほうの手を振りあげ、J&Bの頭を力いっぱいたたいて言った。「やめなさい。J&B」私の心臓は止まりそうだった。J&Bは座りこんだ。J&Bから引きつったような表情が消え、耳を立てていた。ティッピがJ&Bの首を撫ではじめた。そのヒョウはJ&Bに戻ったのだ。悪夢はこうして終わった。(野生のティッピより)

 

父親はその手記の中でティッピの動物に対する情熱を何度も間の当たりにし、ティッピの恐れを知らないことに驚きながらも、一方で、それが悩みの種だとも語った。

第1章 象と会話するティッピ
第2章 運命的な出会い
第3章 ブッシュはどこに?
第4章 ミーアキャットが待っている
第5章 ミーアキャット・ピープル
第6章 女の子ならティッピ
第7章 ティッピ、早く出ておいで!
第8章 お尻のスタンプで国境通過
第9章 アブー、私のお兄ちゃん
第10章 パパが飛ぶ!パパは鳥さん!
第11章 ワニさんが、うれしがっている
第12章 クモは耳に巣を張るの?
第13章 世界でいちばん強いヒョウ
第14章 ブッシュマンの火を囲んで

ティッピ 野生の言葉

このフォト・エッセイでは11歳のティッピが野生動物と過ごした日々を語っています。

 「私が人生で好きなことは冒険。大人はアフリカの野生動物と一緒に生活することを冒険だと言う。でもそれは完全な間違い。冒険というのは、たとえばキッチンでお菓子やケーキを盗んで、親友と一緒に戸棚の陰に隠れて食べること。あるいは、自分の恐怖に打ち勝つために、秘密の任務を自分に与えること。大人はこういう冒険をばかみたいと言うけれど・・・・。でも、それは大人がわかっていないから。それとも、もう忘れてしまったから。人生はいつも素晴らしいとは言えないかもしれないけれど、ファンタスティックなすごい冒険さえあれば退屈しないと思う」

 ベストセラー

 

Tippi: My Book of Africa

Tippi: My Book of Africa

 

 

 両親が執筆したティッピのアフリカでの様子をまとめた書籍「Tippi of Africa」や「My Book of Africa」などの書籍はいずれもベストセラーとなります。

プレミアムスリムビオ

その後のティッピ

フランスに戻ったティッピは普通の学校に通うことになるのですが、なかなか都会の生活にはなじめず、2年後、自宅学習に切り替えました。

その後のティッピについていろいろ調べてみると、ティッピはソルボンヌ大学で映画学を学び、現在はドキュメンタリー制作に携わるなど、新たな人生を歩んでいました。

ティッピは「Tippi of Africa」という本を執筆し、その作品はベストセラーとなっています。

 しかし現在の彼女の活動はほとんど知られていません。

 

 「私は笑うのが大好き。髪に風を感じるのも好き。たとえば、草原を車で走り、首が寒くなければ、車の屋根の上に座る。それに、親友に出会い、両腕で抱きしめるのも好き。両親がいて、親友がいれば、もうそれだけで充分」