のぐらいふ

のたりのたりのぶろぐ

ウェディングマッチ

ウエディングマッチ

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いろんな人生観があっていろんな人生がある。正解がないから、この世は面白い!

そう思うんですね。

明日のジョー

わたしはさまざまな生き方、さまざまな人生観が好きです。生きている意味がわかならいけどとりあえず生きているという人生も好きですし、なにかに没頭している人生も好きです。特に後者には憧れもあります。

そこに人生を懸けるわけですから。なかなかできるものではない。

例えばあしたのジョー

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 作中でのりちゃんが言うんです。

「矢吹君、他の同世代の子なんかは青春を謳歌してるのに矢吹君は・・」

背景にディスコにいったりドライブする若者の画が流れます。のりちゃんからしてみれば、アルバイトとボクシング漬けのジョーが心配だったのでしょう。そんな人生でいいの?もっと他に楽しいことがあるのよって。でもジョーはこう答えるんです。

「のりちゃん、ほんとうなんだ。信じてもらえないだろうけど、今、楽しくてしょうがないんだ」うる覚えなので(まま)ではありません。

 そしてジョーは燃え尽きてリングの上で笑って死んでいきましたね。

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 夢があろうがなかろうが、この世には(ちょっとくさいですが)人の数だけドラマがあって。そこが人というか人生が好きな理由なんですけど。

ただ、誰もがジョーのように笑って死ねるわけではない。

で、今回紹介したいドラマはその類です。

ウエディングマッチ・親父の背中

報われないかもしれないけど、そこに人生をかける親子の物語。

それは数年前に放送された日曜劇場親父の背中シリーズ第二話「ウィディングマッチ」

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主演は役所広司さんと満島ひかりさん。

父は元プロボクサーで現、貧乏ジムのオーナー。娘はその父の元で幼い頃からボクシングをしているという設定のコメディーです。

女子高生の娘は食べたいものも我慢し、異性関係は父親に邪魔され、かわいい下着も禁止され、鬱屈の中でボクシングをしていたわけですが、ある負け試合を最後に引退。シーンは数年後に変わります。

娘は翌日、結婚式を控えている。そこで「あしたの仕度できてる?」なんて他愛のない父と娘の会話。「早く帰って寝なさい」という父に、「わかってるよ」と答えながらシャドー(縄跳びだったかな?)を始める娘。お互い何か言いたげだけど、言葉は喉元にからまって、相手が言い出すのを待っている。

いいシーンでした。

で、流れでリングに上がって親子でワンツーとやっているときに婚約者が迎えに来るんです。それで、

男「なにやってるの?明日結婚式だよ。意味わかんない」

娘「わからないと思う」

男「え?」

娘「あなたにはわからないと思う」

(そこでこれまでの人生が走馬灯のように流れる)

娘「帰って」

男「え?」

娘「帰ってって言ったの」

父「(笑いながら)おかえりください」

*セリフはうる覚えなのでざっくりです

そうして娘は結婚をやめ、ボクサーとしてまた一から出直すんです。確かアラサ―かな?ボクシングを続けるにはいい年なんですけどね。

でも、それはもういい顔してましたよ、二人とも。吹っ切れたといいますか。そこに雑念がない。

わたしはというと雑念だらけですよ。

だから憧れるのでしょうね。

 

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第二話 「ウエディング・マッチ」 作:坂元裕二を視聴する

毎話異なる脚本家が"父と子"をテーマに描くオリジナルストーリーを、10組の俳優が演じる一話完結ドラマ。倉本聰三谷幸喜山田太一ら10人の脚本家が顔を揃える親父の背中シリーズ